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目次 >> HandBrakeの設定と使い方

HandBrakeの設定と使い方

ここでは、HandBrakeを使ってDVDやBlu-rayディスクから主にiPad向けの動画を作成する方法を解説する。
ここで目指すのは、iPadぐらいの小さな画面とスピーカーで再生したとき、十分に鑑賞に堪えられる動画を作ることである。iPadの記憶容量には限りがあるので、1つあたり500MBあたりを目標とする。
一方、エンコード時間は問わないことにする。すなわちどんなに時間がかかってもコンパクトで高画質な動画を作成することを目標とする。
対応バージョンは0.9.5。

メイン画面

Source

この項目は、DVDをドライブにセットして、そのドライブを選択すると、その内容を解析して自動的に本編の部分を選択してくれる。
特定の部分のみをエンコードしたい場合は、ここで調整する。

Destination

エンコードした画像の出力先である。

Output Settings

mp4とmkvではファイルの構造などにほとんど違いはない。唯一の違いは正式なmp4はac3音声を含めることはできない。この点を除けば、動画を作成した後、拡張子を変えても問題なく再生することができる。

Pictureタブ

Size

左側でiPadのプリセットを選択すると自動的に設定されるので、特にいじる必要は無い。

Cropping

Automaticを選択しておけば自動的に最適な矩形で切り出してくれる。

Video Filtersタブ

画像に対する各種フィルターの設定である。

Detelecine

Decomb

Deinterlace

ほとんどの場合、OFFで問題ないが、もし、出力した画像によこしま模様が入るようであれば、Slowerを選択する。

Denoise

Deblock

Grayscale Encoding

Videoタブ

Video Codec

特に理由が無い限りx264を選ぶ。

Framerate

iPadのプリセットを選ぶと29.97が自動的に選択される。

Peak Framerate (VFR)

2-Pass Encoding

Constant Quality以外を選んだときに選択できる。当然チェックした方が高画質になるが、時間は2倍程度かかる。

Turbo first Pass

2-Pass Encoding時に初回を高速に行うか。x264を選んでいるときに選択できる。通常はオフにしておく。

Quality

Average Bitrateで500kbps程度にすると、ノートパソコンやiPadなどでの鑑賞に十分堪えられる動画ができる。300kbpsあたりが下限である。これ以上下げるとブロックノイズなどが頻発し、鑑賞に堪えない。

Audioタブ

動画が500kbps程度の場合、音声を160kbpsでエンコードすると、3割以上を音声が占めることになる。56kbps程度まで落としても、iPadのような小さなスピーカであれば、十分に鑑賞できる。しかし内容が音楽が主体であれば、当然大きな数値を選んだ方が良い。ここら辺は、ソースとの兼ね合いで決める。

Subtitleタブ

もし字幕を追加した場合は、ここで追加する。

Chaptersタブ

Advancedタブ

Reference Frames

この項目は、高いほど高画質になるが、エンコードに時間はその分長くなる。そして特に注意しなければならないのが、この数値が大きければ大きいほど、再生時の負荷も大きくなるという点である。そのためむやみに大きくしてはならない。
また、この数値を1から2に上げた場合、ノイズレベルが0.15dBほど改善されるのに対し、6から12にあげた場合、わずか0.02dB程度しか改善されず、エンコード時間も15%から20%程度伸びる。
画質と再生時の負荷を考慮すると6から12程度が適切である。

最適値:6-12

Maxmum B-Frames

B-Frameは、通常は多くても3から4程度しか使われない。
最大値であるので16に設定していても問題ないし、16まで使われることはまずない。

最適値:16

CABAC Entropy Coding

圧縮率が上がるが、Baseline Profileではオフにする必要があり、iPodや古いデバイスなどで再生できない可能性がある。

最適値:チェック

8x8 Transform

少しだけエンコード時間が長くなるが、圧縮率を5%ほど改善する効果がある。ただしこれをチェックすると一部High Profileをサポートしていない機器では再生できなくなる可能性がある。

最適値:チェック

Weighted P-Frames

画像改善の効果があり特にフェードの場面などで効果があるが、Baseline Profileではオフにする必要があり、Apple TV、iPodや古いデバイスなどで再生できない可能性がある。

最適値:チェック

Pyramidal B-Frames

B-Frameが他のB-Frameを参照するようにする。Normalにすると、minigopあたりいくらでも入れられる。Strictにするとminigopあたり1つだけになる。

最適値:Normal

No DCT-Decimate

出力画像に特に問題が無い限りチェックしてはいけない。

最適値:チェックしない

Adaptive B-Frames

Optimalを選択することによって、画質を上げることができる。

最適値:Optimal

Adaptive Direct Mode

一般的にSpatialの方が良い結果となるが、Temporalの方が良いときもある。Autoにすると、自動的に最適な方を選んでくれる。

最適値:Auto

Motion Estimation Method

下に行けば下に行くほど、良い結果になるが、エンコード時間は長くなる。エンコード時間が気になるようであれば、Uneven Multi-Hexagonあたりにしておいても良い。

最適値:Transformed Exhaustive

Motion Estimation Range

Motion Estimation MethodでUneven Multi-Hexagon以上を選ぶと出てくる。大きな数値であるほど、制度は良くなるが時間もかかるようになる。

最適値:64

Subpixel ME & Mode Decision

数値が高いほど良い結果になるが、エンコード時間は延びる。

最適値:10: QPRD in all frames

Partition Type

標準ではMost。Allにすることによって、さらに画質を上げることができる。

最適値:All

Trellis

よりエンコードに時間がかかるようになるが、画質が少しだけ改善する。

最適値:Always

Adaptive Quantization Strength

ビットレートの配分の仕方を決める。大きな値にすると、動きの激しい部分により多くのビットが使われる。ただしその分他の部分の画質が低下する。ソースにも依るので、どの値が最適化は一概には言えない。

最適値:デフォルト値(1)

Psychovisual Rate Distortion

人間の近くを考慮した圧縮をする。

最適値:1

Psychovisual Trellis

この機能はまだ試験中なので、現時点では切っておく。

最適値:0

Deblocking

最適な数値というのは存在しない。よほど低いビットレートを選んだとき以外はデフォルトの値で良い。

最適値:0:0



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