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Visual C++ Express 2013は、昔と比べてインストールはだいぶ楽になっている。
Visual Studio Express 2013の一部としてC++もインストールされる。
インストールが楽な代わりに、C++だけをインストールすることはできない。そのため、インストールに必要な容量はかなり大きく4GB近くある。
まず、http://www.visualstudio.com/ja-jp/products/visual-studio-express-vsへ行く。
いくつかのエディションがあるが、いわゆる普通のWindowsアプリケーションを作成するには、Visual Studio Express 2013 for Windows Desktopを選択すれば良い。
インストール手順は以下の通り。
これが最初のダイアログ。インストールフォルダは、通常はデフォルトのままにしておく。同意して次へ、。
するとすぐにインストールが始まる。
これで完了。時間はそれなりにかかるものの、表示されたダイアログは実質一つだけでインストール完了。
この画面が出たら完了。この後、登録しないと30日間しか使えないので、登録しておく(もちろん無料)。
統合環境を立ち上げなくても、コンパイラを使えるようにするには下記の設定が必要。
ここでは、64ビットプログラム(x86_64)を作成することを前提としている。
まず、環境変数PATHに
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\bin\x86_amd64; C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\bin;
を追加。64ビットプログラムを作成する場合でも、2行目がないとエラーになってコンパイルできない。
環境変数INCLUDEに
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\include; C:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\Windows\v7.1A\Include;
を、環境変数LIBに
C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 12.0\VC\lib\amd64; C:\Program Files (x86)\Microsoft SDKs\Windows\v7.1A\Lib\x64;
を追加する。
これで、コマンドラインからコンパイラclが使えるか確認する。
>cl Microsoft (R) C/C++ Optimizing Compiler Version 18.00.21005.1 for x64 Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved. usage: cl [ option... ] filename... [ /link linkoption... ]
環境変数CLを使う。たとえば、値として/EHscなどを指定しておくと、大量の警告メッセージを抑制できる。
マイクロソフトのサイトに詳しい説明がある。http://msdn2.microsoft.com/ja-jp/library/kezkeayy.aspx
DirectXを使ったプログラムの開発にはDirectX SDKが必要である。http://www.microsoft.com/japan/msdn/directx/から、最新のSDKをダウンロードする。執筆時点での最新バージョンは2007年11月バージョン。dxsdk_november2007.exeを実行すると、
インストールが始まる。
ライセンスに同意して、
ここでインストールするパッケージを選択するわけであるが、サンプルは非常に容量を食うので、非選択にした。
Nextを押すとインストールが始まる。
個々はしばらく時間がかかる。
これでインストールは完了であるが、次の環境設定が必要である。まず、Visual C++ Expressの「ツール」、「オプション」、「プロジェクトおよびソリューション」、「VC++ディレクトリ」の、インクルードファイルに
C:\Program Files\Microsoft DirectX SDK (November 2007)\Include
を追加、ライブラリファイルに
C:\Program Files\Microsoft DirectX SDK (November 2007)\Lib\x86
を追加する。
コマンドラインからも使いたい場合は、環境変数INCLUDEに
C:\Program Files\Microsoft DirectX SDK (November 2007)\Include
追加、環境変数LIBに
C:\Program Files\Microsoft DirectX SDK (November 2007)\Lib\x86
追加しておく。
・boostのインストール
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