Twitterに投稿 はてなブックマークに追加 Google Bookmarksに追加

目次 >> ffmpeg >> AV1でエンコード

AV1でエンコードする

AV1は今後主流となると推定される動画用コーデックである。H.265の半分のビットレートで同等の画質を実現できると言われている。
ffmpegでエンコードするにはコーデックとして、

-c:v libaom-av1

を指定する。

品質固定モード

品質は-crfで指定する。 なお、-b:v 0も同時に指定する必要がある。-b:vを0以外にすると、そのビットレートを上限に、固定品質を維持しようとする。例えば、-crf 20 -b:v 3000kとした場合、品質20でエンコードするが、ビットレートは3000kbpsを超えることはない。そのため、動きの速いシーンなどで、品質20を維持できない可能性が生じてくる。
-crfのとれる範囲は0から63。値が小さいほど、高画質になるが、その分ファイルサイズは増える。
-crfを0にすると、ロスレス圧縮になる。

最終更新日


本文中のFC4はFedora ProjectのFedora Core 4を、FC5はFedora Core 5を、FC6はFedora Core 6をopenSUSEはNovellのSUSE Linux OSSを表します。Fedora7以降は、単にFedora7、Fedora8、Fedora9、Fedora10、Fedora11、Fedora12、Fedora13、Fedora14、Fedora15と表示しています。Ubuntuは、必要に応じて20.04、21.04のようにバージョン番号をつけて区別しています。

ここに登場するドメイン名やIPアドレスなどはフィクションです。実在の人物・団体等とは一切関係がありません。
実際に使用する際は、各自の環境に合わせて書き換えてください。
もし何か間違いなどありましたらこちらからご連絡ください
リンクに許可は不要です。
Copyright (C) 2021 Chikuma Engineering Co., Ltd. All Rights Reserved.