目次 >> Q and A
ここでは、主にLinuxを中心としたきわめて初歩的なものも含めたQ and Aを記述する。
/newpath/hogehogeを既存のパスに追加するには、
$ set path = (/newpath/hogehoge $path)
環境変数HOGEにfooをセットするには下記のようにする。
$ setenv HOHE foo
また、
$ setenv
とだけ打つと、環境変数の一覧を表示できる。
パイプでwc -lをつける。
サーバなどを設定するためにSELinuxを切りたい場合がある。例えば、CentOSではデフォルトで有効になっており、サーバ設定中に、SELinuxが原因でうまくいっていないのか、他の原因なのか判らなくなってしまうことがある。具体的にはApacheがDocumentRootが見つからないといって起動しなかったりする。その場合は、rootで
# setenforce 0
と打つ。こうすると、permissiveモードになり、本来弾くものも弾かなくなる。ただしログには記録される。逆に有効にするには、
# setenforce 1
と打つ。こうするとenforcingモードに切り替わる。
どのモードか確認するには
# getenforce
と打てばよい。結果がEnforcingであれば有効、Permissiveであれば無効である。
一時的にではなく常時無効にしたい場合は、/etc/selinux/configもしくは/etc/sysconfig/selinux内の
SELINUX=enforcing
を
SELINUX=disabled
とする。
chsh (change shell)コマンドを使用する。 chshと打つと、後は対話的に変更できる。間違えた場合非常に危険なので、rootのシェルの変更はお勧めしない。利用可能なシェルの一覧は/etc/shells
に書かれている。なお、現在使用中のシェルを表示するにはecho $SHELL
と打てばよい。
$ LANG=C
とコマンドを打つ
duコマンドで表示させることができるが、duと打っただけでは、配下の全ファイルを表示してしまう。
$ du -s *
とオプションをつけると、カレントディレクトリの各ディレクトリの総容量が表示される。K、M、Gなどで表示させたい場合はhオプションをつける。
$ du -hs *
$ df
K、M、Gなどで表示させたい場合は
$ df -h
filemaneのファイルのユーザーをsomeuserにグループをusersに変更するには、
$ chown someuser:users filename
ディレクトリdir以下のすべてのファイルのユーザーをsomeuserにグループをusersに変更するには、
$ chown -R someuser:users dir
topコマンドで、CPU使用率、メモリの使用状況などを表示することができる。
$ top
メモリの空き容量だけであれば、freeコマンドでもよい。
$ free
-k -m -gの各オプションをつけると、それぞれkB、MB、GB単位で表示される。
$ free -m
Unixでは通常、ソースファイルはtarで固められている。また、古いログはtarを使って圧縮されていたりする。
解凍圧縮の両方で使用可能な主なオプションは下記のとおり。
f : ディスク上のファイルにアクセスする(テープデバイスではなく)。テープデバイスを使っていない限り必須。
v : 詳細を表示する
z : gzipで圧縮または解凍する
j : bz2で圧縮または解凍する
解凍はxオプションをつける
foo.tar.gzファイルを解凍するには、
$ tar zxvf foo.tar.gz
foo.tar.bz2ファイルを解凍するには、
$ tar jxvf foo.tar.bz2
圧縮はcオプションをつける
fileをfoo.tar.gzファイルに圧縮するには、
$ tar zxvf foo.tar.gz file
fileをfoo.tar.bz2ファイルに圧縮するには、
$ tar jxvf foo.tar.bz2 file
fileをディレクトリに置き換えれば、ディレクトリが圧縮される。
ほとんどの場合、
# /etc/init.d/サーバ名 start
# /etc/init.d/サーバ名 stop
# /etc/init.d/サーバ名 restart
で可能。例えば、sshサーバを再起動したい場合は、/etc/init.d/sshd restartとなる。(注:sambaサーバを立ち上げる場合は、smbおよびnmbの両方を立ち上げる必要があるので注意。)
もし、Linuxパーティションを削除してしまって
grub > root (hd0,0)
grub > makeactive
grub > chainloader +1
grub > boot
/etc/sysconfig/clockを確認する。
"Asia/Tokyo" UTC=false ARC=false
UTC、ARCともfalseになっているかを確認する。"Asia/Tokyo"は所在地に合わせる。
まず、X-Windowを終了する。Ctrl+Alt+F2でX-Windowを終了しても、自動的に復帰してしまう場合は、
$ sudo /etc/init.d/dgm stop
と打ち終了させる。次に、
$ sudo init 3
と打ち、
$ sudo sh NVIDIA-Linux-x86_64-177.80.pkg2.run
そしてインストールする。
openSUSE 11.3にGeForce 9800 GTXを組み合わせてNVIDIA製ドライバを入れたものの、Desktop Effectを有効にしようとすると、サポートされていない旨のエラーメッセージが出て、有効にできない。
/etc/X11/xorg.confの中の
Section "Device" Identifier "Device[0]" Driver "nvidia" VendorName "NVidia" BoardName "GeForce 9800 GTX" EndSection Section "Screen" Identifier "Screen[0]" Device "Device[0]" Monitor "Monitor[0]" DefaultDepth 24 SubSection "Display" Depth 15 Modes "1280x1024" EndSubSection SubSection "Display" Depth 16 Modes "1280x1024" EndSubSection SubSection "Display" Depth 24 Modes "1280x1024" EndSubSection SubSection "Display" Depth 8 Modes "1280x1024" EndSubSection EndSection Section "Extensions" Option "Composite" "off" EndSection
下記のように書き替えることによって、有効にすることができるようになった。
Section "Device" Identifier "Device[0]" Driver "nvidia" VendorName "NVidia" BoardName "GeForce 9800 GTX" Option "AllowGLXWithComposite" "true" EndSection Section "Screen" Identifier "Screen[0]" Device "Device[0]" Monitor "Monitor[0]" DefaultDepth 24 Option "AddARGBGLXVisuals" "True" SubSection "Display" Depth 15 Modes "1280x1024" EndSubSection SubSection "Display" Depth 16 Modes "1280x1024" EndSubSection SubSection "Display" Depth 24 Modes "1280x1024" EndSubSection SubSection "Display" Depth 8 Modes "1280x1024" EndSubSection EndSection Section "Extensions" Option "Composite" "on" EndSection
赤くなっている部分が追加、もしくは変更した部分である。
ImageMgickを使う。
縦方向に結合するには、
$ convert -append img1.jpg img2.jpg output.jpg.
横に結合には
$ convert +append img1.jpg img2.jpg output.jpg
画像に数は2枚以上でも可能で、例えば3枚の場合は
$ convert +append img1.jpg img2.jpg img3.jpg output.jpg
となる。ここではJPEG画像を結合したが、ImageMagickが扱える画像ならなんでも可能である。
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